今さらながらデッキ考察　第三回「ＳＰ（後編）」

2010年3月24日 TCG全般

ちゃぼわーす。

定期演奏会・反省会・三年生を送る会を経てここに来た。
グダグダな感が否めませんが、スタート。第三回「ＳＰ」、後編です。

３、トレーナーのカード
※「ハマナのリサーチ」「ミズキの検索」等、どのデッキにも入っているであろうサポーターやトレーナーの類は、特別な使い方をする場合を除いて省略しています

・アカギの策略
一言で言うと漂流者の亜種。効果ほとんど一緒やん。
もう１枚の「アカギの策略」と残り２枚をサーチし、次のターンも同じことをする、という流れが単純かつ強力。
１枚のカードで、３枚もサーチできるというのはだいぶ強い。ＳＰの強さの根幹はこの辺りにあると思われる。
次のターンのサポーターが確実に手に入るのも安定の秘訣。

ギンガ団の発明のどれを持ってくるかで悩むことも多いのだが、そこはプレイングと経験でカバーしましょう。

・リョウの採集
SPにとっては最高クラスの回収カード。トラッシュからハマナ（ちょっと違うけどね）。
レントＧＬＸやガブＣＸが蘇ったり、エネが足りないはずのサル四Ｘにエネがついてこちら轟沈、なんてこともありうる。
アカギとリョウのおかげで安定性があり息切れしにくい。

このカードの難点はスターターにしか入っていないこと。
裏を返せば、スターターを買えば必ず一枚は入っているということ。
どう考えるかは皆さん次第ですが、これだけ強力なサポーターとゲイン２枚、ターン２枚、サルＸラインが手に入ることを考えれば安い…か？

・ギンガ団の発明G-101 エナジーゲイン
はっきり言って反則。実質１ターンにエネを２枚張ることができるって書いてある。しかもそれが持続する。
ＳＰポケモンのワザには大抵の場合無色コストが１～２個入っているので効果大。
ガブリアスＣＸにつけられた時はダブル無色→ダイブの影に怯えながら戦わなくてはならない。
バシャＦＢＸの時は言わずもがな、１エネ８０のジェットシュートをお見舞いされて色々と吹っ飛ぶ。

ゲインとターンがＳＰの強さの根幹なんじゃないかなー。

・ギンガ団の発明G-103 パワースプレー
相手ターンに起動するカード。ルール破壊もいいとこである（まあ、ルール破壊って楽しいけどね）。フーディン(DP2)が隅っこで泣いてる。
ユクシーがセットアップできない、ネンドがコスモ燃やさない、レントＧＬＸが輝かない、といった多数の苦情を生み出しているカード。
こいつが入っているせいでＳＰとの対戦では気を使わざるを得ない。

相手の展開を遅らせることで、相対的にこちらの速度維持を計るカード。
自分がアドバンテージを得る、ではなく、相手のアドバンテージ獲得を阻止するわけ。
MTGにおける打ち消し呪文みたいなもの。・・ポケモンってこんなんだったっけ？

・ギンガ団の発明G-105 ポケターン
死ぬほどウザい。死ぬほど強い。死ぬほど便利。死ぬほど積みたい。死ぬほど・・・以下、キリがないので省略。
スーパーポケモン回収が（ＳＰ限定とはいえ）確定版になったらそりゃ強いに決まってる。
フラッシュバイツ、かがやくまなざし、いやしのいぶきを再利用し、ダメージを回復し、エネルギーを場から回収できる。非常に便利。
このカードがあると無いとではデッキ構造も動きも全く違うし、そもそもこれが無いとＳＰを組む意味が１／３くらい無い。

本当に強いよねえ…。ターンのおかげでどんなデッキにもクロバットＧやらレントＧＬＸが入れられるようになった。

・ギンガ団の発明G-109 SPレーダー
説明不要。ミズキあるいはポケモン通信。アカギから持ってきて使うだけであら不思議、Ｘが手札に。

・プレミアボール
やっぱＸ多いしね。そりゃ欲しいよ。

これくらいしか思いつかなかった。

かなり速度があり、ベンチ攻撃や育成中のたね・１進化を倒せるだけの打点を持ち、そして専用グッズやサポーターによる強力なバックアップ。
それがＳＰの強さだと、個人的に思っている次第です。